最初に
糸島と大分の車なし旅難易度…星2
車なし旅行中級者向け(☆2)…電車、バスなどの公共交通機関+タクシー推奨の旅行地。ある程度、綿密なプランを組まないといけない。
なんでそう一個の県で収まろうとしないの?と思われそうな今回のプラン。
何故、糸島からの福岡、そして大分に赴くようなちょっと面倒いプランを立てたのかというと、ゆふいんの森という観光列車に乗ってみたかったからです。
豪華な車内で緑豊かな景色をみながら、飲む酒は美味い!
糸島&大分を車なしで回る時のおすすめプランは?
1日目 糸島&福岡
✈ 7:35〜9:25
羽田空港→福岡空港
(※ANA241 夏ダイヤの飛行機を利用)
🚃 10:09〜10:51
福岡空港駅→波多江駅
(福岡市営空港線快速 西唐津行)
🚶 10:55 〜11:10(タクシーでも)
波多江駅→JA糸島産直市場 伊都菜彩
🚶 11:55〜12:10(タクシーでも)
JA糸島産直市場 伊都菜彩→波多江駅
🚃 12:19〜12:23
波多江駅→筑前前原駅北口
(JR筑肥線 筑前前原行)
🚍 12:52〜13:18
筑前前原駅北口→芥屋
(昭和バス 芥屋線 芥屋行)
🚶 13:18〜13:21
芥屋→芥屋の大門乗船所(日本三大玄武洞中最大の洞窟の遊覧船体験)
🚢 13:30〜14:15
🚍 14:40〜15:08
2日目
🚃 10:11〜12:30
博多駅→由布院駅
(特急ゆふいん)
🚶湯の坪街道で昼食&観光
🚍 宿ごとの時間で
由布院駅からの送迎バスで今日の宿泊地に
3日目
🚍 10:05〜10:47
由布院駅前バスセンター→海地獄前
(亀の井バス 観光快速ゆふりん 別府駅前(大分県)行)
🚶 別府地獄めぐり
(海地獄→鬼石坊主地獄→かまど地獄→鬼山地獄→白池地獄の回り方がおすすめです。
ゆったり回って、途中でお昼ご飯食べても、2時間位あれば十分という感じです)
🚶 14:16〜14:19
白池地獄→鉄輪(バス停)
🚍 14:19〜14:35
鉄輪(バス停)→亀川駅前
(亀の井バス [16]外廻り循環線 鉄輪行)
🚍 14:56〜15:38
亀川駅前→大分空港(バス)
(大分交通 [B]エアライナー 大分空港(バス)行)
※もしお金と時間に余裕があるようなら、別府に宿泊しても。
私は時間だけ有り余っていたので、別府に宿泊して3泊4日にしました。
別府は温泉宿が豊富かつ海際なので、海鮮ものが非常に美味しいですよ。
糸島の車なしおすすめスポット
JA糸島産直市場 伊都菜彩(いとさいさい)
糸島は交通機関が乏しいので、車なしでは回りにくいと思われています。
しかし行くスポットをしっかり調べて、絞れば、お土産を仕入れるのにぴったりな道の駅にも行くことができちゃいます。
JA糸島産直市場 伊都菜彩には、地場産の果物や野菜、お魚やお肉なんかが売られています。
伊都物語牛乳、糸島産あまおうを使ったソフトクリームも有名なので甘いものでひと休憩したい時にもおすすめですよ。
芥屋の大門
芥屋の大門は、日本三大玄武洞中最大の洞窟で、海上からしか見ることのできないレアな場所です。
私は結構色々な海上の洞窟巡りに行った事がありますが、車なしでのアクセスが不可で諦めた事が多々あります。
その点、芥屋の大門は車なしでのアクセス方法もそこまで難しいものではないので、糸島周辺に行ったら是非足を運んで頂きたい場所です。
遊覧時間は、30分ほどでゆったりと船旅を楽しむ事ができちゃいます。
【平日】
午前 9:30~12:30 45分毎
午後 13:30~16:15 45分毎 (最終便は16:15出航予定)
【土日祝】
午前 9:30~12:30 30分毎
午後 13:30~16:30 30分毎
【※時間に幅があるので、プランにも幅を利かす事ができます】
【乗船料金】
大人 1,000円 (中学生以上)
小人 500円 (3歳以上~小学生)
特急ゆふいんの森
こちらは観光スポットではなく“観光列車”なのですが、九州辺りに旅行に行くなら是非乗って頂きたい列車になります。
かなり人気の観光列車ですが、平日なら意外と簡単に予約を取ることができます。
私は平日乗車の予約開始日当日の10時ぴったりくらいにみどりの窓口に行って、激戦と言われたボック席のチケットを確保しました。
「そこまでしてゆふいんの森に乗車する価値があるの?」と思われるでしょうが、ゆふいんの森は何と言うか旅行の情緒が詰まっている気がするのです。
今は新幹線でも廃止されてしまった車内販売あり、森を突っ切る爽快感あり、これぞ自然豊かな土地に旅行に来たという気分をゆふいんの森では味わえるので、予定が合う方は是非乗車してみてください。
大分・別府のおすすめ車なしスポット
湯の坪街道
湯の坪街道は、言うならば湯けむりのない温泉街です。
『酒』『スイーツ』『温泉街ならではのよく分からないお土産』と、何でも揃っているので、徒歩で回っているだけでも楽しいです
ちなみに私のおすすめは『B-speak』というお店のロールケーキです。
かなり人気のお店なので、予約か由布院に行った直後に足を運ぶ事をおすすめします。
ただそんな人気度合いも納得と言えるほどの美味しいロールケーキがB-speakでは、食べられちゃいます。
別府地獄めぐり
別府地獄めぐりは、別府のド定番スポットですが、巡り方に少しコツがあります。
・海地獄エリア(海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄の5つ。海地獄→鬼石坊主地獄→かまど地獄→鬼山地獄→白池地獄の回り方がおすすめです。)
・血の池地獄エリア(血の池地獄・龍巻地獄の2つ)
・海地獄エリアから血の池地獄エリアの行き方
🚶 白池地獄→鉄輪(バス停)
🚍 鉄輪(バス停)(亀の井バス [16]外廻り循環線 鉄輪行)→血の池地獄前
別府地獄めぐりには、2箇所のエリアがあり、2つのエリアを移動するにはバスかタクシーで移動する必要があります。
私はバスで2つのエリアを行き来しましたが、「正直、海地獄エリアで十分かな…」という感じです。
なんかこう、青々としてボコボコして海地獄キレイでしたよ、うん(小並感)
番外編:AMANE RESORT SEIKAI(潮騒の宿 晴海)
私は実際にこちらのホテルに宿泊しましたが、食事が非常に美味しかったです。
流石別府という感じで特に海鮮料理が絶品で、お刺身につけて食べる甘い醤油が非常に珍しかったですね。
そんな潮騒の宿 晴海では、ランチの提供もしています。
レストランも『日本料理「玄」』『海鮮料理「えいたろう」』『ビストロ ヴァンヌーヴォ』と3種類あるので、好みに合わせて選ぶことができます。
私のおすすめは、別府の美味しい海鮮が思う存分楽しめる『海鮮料理「えいたろう」』です。
『天刺膳海鮮釜飯付 3080円』など、ちょっとお高めのランチ価格ですが、お値段以上の満足感を味わえると思いますよ。
博多駅のおすすめホテル
正直博多駅に泊まるとなると、ビジネスかシティホテルに泊まる事になるので「安さこそ正義!」みたいな感じになると思います。
私もそんな感覚でしたが、ホテルを調べていくと、ある事に気がついたのです。
東京では目玉が飛び出るくらい高い、高級ホテルが福岡だと結構格安!
そのため、福岡ではちょっと背伸びして東京では泊まれない高級ホテルをチョイスする事をおすすめします。
【ホテルニューオータニの価格比較】
1名朝食付き 16,530円~
1名朝食付き 50,000円半ば〜
やっぱ東京のホテル高い…(´・ω・`)
私がホテルニューオータニ博多に泊まった際は、朝食がかなり美味しかったので、朝食付きのプランにする事をおすすめします。
由布院のおすすめホテル
由布院といえば、御三家と言われる、”亀の井別荘”、”由布院 玉の湯”、”山荘 無量塔(むらた)”の3つの宿が有名です。
ただ有名ということはそれだけ料金も高く、1泊2食2名で10万以上なんて事もザラです。
そんなお宿にポンポン泊まれるかというと「…いやいや」となってしまいますよね。
そのため今回は1人2万円辺りの、ちょっと頑張れば泊まれるいい宿をご紹介させて頂きます。
湯布院温泉 御宿 由布乃庄
私が宿泊したことのあるホテルで、一つ一つの客室が離れになっています。
離れから母屋まで外を歩かなきゃいけないというデメリットはありますが、お風呂は貸し切り、一個一個の建物が離れているの豊かな自然の中でのんびりできるというメリットがあります。
またこちらは食事の量がかなり多く、炭火焼のお肉プランにした時は豊後牛や地鶏が大皿いっぱいに出てきました。
私は正直グラタンの時点で「うっ…」と嬉しい悲鳴があがりましたね。
お値段は2名1室で43,000円から、中堅くらいの価格設定です。
残念ながら一人旅プランはありませんが、親しい人と由布院で穴場のいい宿に泊まりたいという場合はおすすめです。
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こちらは由布院周辺の一人旅におすすめの宿です。
正直由布院駅周辺の宿は、一人旅には高すぎておすすめしません。
一泊一名夕朝食付きで5万円は…ちょっとハードルが高いですよね。
そのため一人旅なら、電車でちょっと行って湯平温泉辺りの宿泊をおすすめします。
由布院駅⇒湯平駅(JR久大本線 大分行 12分)
湯平温泉は由布院駅周辺とは違い、少々鄙びた感じですが、古くからある天然温泉の温泉街で温泉に入りたいという希望は十分叶います。
「ちょっと高め?」と思うかもしれませんが、由布院中心と比べると半額の価格設定です。
半額の価格設定でお風呂は貸し切り、食事も大分名物とり天の他、豊後牛の溶岩焼きも楽しめちゃいます。
12分電車行くだけで、いいお宿が半額になるのはかなりお得なので、華やかさはありませんが是非湯平も忘れないであげてください。
湯平温泉 宿彩 暁雲荘 大人限定宿は、湯平駅から送迎もしてくれますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上が糸島&大分の車なし旅のすゝめになります。
糸島&大分は人気の観光地ですので、観光スポットがわんさか出てきます。
しかし巷の観光スポット紹介は、車ありきの紹介が多いので、車なしではいけないんじゃないかと思った方も多いのではないでしょうか。
確かに車ありの方が、幅広く観光スポットを回る事ができます。
特に由布院辺りは、塚原高原辺りを回りたいなら車は必須になってしまいますね。
ですが車なし旅にもいい所はあります。
有名観光列車である「ゆふいんの森」にもお酒を飲みながら乗車できちゃいますからね。
そのため車じゃないといけないからと諦めてしまうのではなく、是非今回紹介したプランを参考にして糸島&大分の車なし旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
では今回は最後までお読み頂きありがとうございました。
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