最初に
網走流氷旅の車なし旅難易度…星3
車なし旅行上級者向け(☆3)…雪とか氷とか諸々相まってマジヤバイ。車なしで行くなら、道中で凍え死なない為にも入念なプラン構成が必要。
2025年2月に凍っている海が見てみたいと思い、網走流氷旅を車なしで計画しているのですが…あまりにも難しくて途中で挫けそうになっています。
何と言っても相手は、試される大地が本領を発揮した真冬。
バスの乗り方一個間違えても、外で凍死する可能性すらあります。
そのため車なしで回れるかどうか、悩んでいる方もきっといるのではないでしょうか?
いえきっといるはず。
今回はそんな私の自己中心的な考えの元、血涙を流しながら予定を立てた網走流氷車なし旅プランを大公開していきます!
真冬の北海道旅行の計画を立てる時の注意点
今回ご紹介するプランは、飛行機・バス・電車共に2024年冬の時刻表を参考にしています。
最新のものが公開されたら、合わせて更新していく予定ですが、冬の北海道で身の安全を守る為には細心の注意が必要です。
たかが雪、されど雪ですからね。
私は一度真冬の高山で全ての電車が運休になり、立ち往生しそうになりました。
そのためご自身でも事前に自分の乗る飛行機の時間、接続するバスや電車の時間をしっかり調べて赴くようにしてください。
また使う予定の公共交通機関が雪でストップになった時用に、目的地にたどり着くための別の交通手段を何個か調べておくことをおすすめします。
電車がダメでも高速バスが動いている、また逆のパターンも然りという事もありますからね。
車なしで網走の流氷みるためのおすすめプランは?
1日目 網走観光
✈ 9:50〜11:00
羽田空港→女満別空港
(※2025年最新の時刻表ではありません。
私は2024年8月に時刻表が公開されるAIRDOを使用する予定です)
🚍 11:00〜12:00
女満別空港→流氷砕氷船のりば
🚶 乗船手続きをしてから周辺観光
🚢 13:00〜15:00
流氷体験
🚍 15:30〜(バスかタクシーで)(タクシー料金は770円ほどです)
流氷砕氷船のりば→網走駅
🛋 16:00〜
網走駅周辺のビジホか送迎ありの便利なホテルに宿泊
2日目 ウトロ観光
🚍 10:02〜11:45
網走駅→ウトロ道の駅
(知床エアポートライナー ¥2,800)
🚶 12:00〜
ウトロ道の駅でお昼とか
🚶 13:00〜
流氷ウォーク体験(要予約)
🛋 流氷ウォークが終わり次第ウトロのホテルに宿泊
3日目 北見観光(ただ狐を見に行きたい日)
🚍 9:38〜11:35
ウトロのホテル前バス停→網走駅
(知床エアポートライナー)
🚃 12:14〜13:59
網走駅→留辺蘂(るべしべ)駅
(JR石北本線 遠軽行 ¥1,890)
🚶 14:00〜14:02
留辺蘂駅→留辺蘂(バス停)
🚍 14:19〜14:45
留辺蘂(バス停)→道の駅おんねゆ温泉
🚶 14:45〜14:50
道の駅おんねゆ温泉→北キツネ牧場
🚶 15:20〜15:30
北キツネ牧場→道の駅おんねゆ温泉
🚍 15:43〜16:30
温根湯→北見バスターミナル
(サンライズ号旭川ー北見ー釧路 高速バス)
🍴 私は17時に北見の焼き肉を食べて、女満別空港から帰宅する予定を立てています。
🚍 北見から女満別空港からの時刻表はこちらのページから。
最終は18時30分くらい目安と考えておくといいと思います。
網走の流氷にプラスしたい観光地
網走監獄はあまりに有名なため、今回は省かせて頂きます。
北キツネ牧場
北キツネ牧場は、キタキツネとエゾタヌキが放し飼いエリアで一緒に生活している日本唯一の動物園です。
私はポメラニアンが大好きなため、何か似ている北キツネとエゾタヌキに心惹かれてこの場所を選びました。
ただそれだけです。
エキノコックスは防止されているようですが、放し飼いの為、たまにバックのベルトなどを噛んできたりするそうです。
かわいい動物になら、何されてもOKという方は遊びに行ってみてください。
冬なので冬毛もこもこの北キツネとエゾタヌキがみれちゃいますよ。
道の駅おんねゆ温泉
何があるという訳ではありませんが、、日本最大の淡水魚であるイトウの中でも最大級の大きさである1メートル級に育ったイトウが20匹も飼育されているとHPで紹介されている道の駅です。
トイレ休憩や売店などがあるそうなので、北キツネ牧場に行った際、時間が余ってしまった方は行ってみて下さい。
北キツネ牧場から道の駅おんねゆ温泉までは、冬の雪道でも10分くらいで着くと思います。
ウトロの流氷アクテビティ
今回ご紹介したプランで「なんでウトロを組み込んだの?」と感じる方もいらっしゃると思います。
流氷は『稚内、紋別、網走、知床、羅臼』辺りでしか楽しむ事のできない自然景観ですが、ウトロでは最も密度の高いダイナミックな流氷が楽しむことができます。
網走では流氷を楽しめなくてもウトロではと言われているので、今回ウトロに泊まる事にしました。
またウトロは、流氷ウォークや流氷サンセットウォークなど、流氷アクテビティが充実しているのもポイントですよ。
網走の流氷観光に便利な乗り物
ひがし北海道エクスプレスバス(2024年)
こちらのバスは、冬の時期の道東で運行している完全予約制の観光バスです。
私は北海道の恩情バスと呼んでいます、冬の北海道は簡単に観光できるものではありませんからね。
コースは毎年変わりますが、運転も歩くのも困難な冬の道東の観光地を効率よく回ってくれるバスなので、こちらのバスに合わせてコースを組むのもおすすめです。
今回おすすめした北キツネ牧場が組み込まれているバスコースもありますよ。
【2024年のひがし北海道エクスプレスバスコース】
◎紋別→網走→ウトロ
◎阿寒→摩周・網走→紋別
◎北見・網走→摩周→阿寒→北見・網走
◎釧路→阿寒→美幌→網走→ウトロ
◎ウトロ→野付→阿寒→釧路
◎ウトロ→標茶
◎標茶→ウトロ
◎北見・網走→美幌→北見
◎網走→美幌→北見→網走
網走どこバス
網走限定の交通手段になってしまいますが、網走どこバスは予約制の路線バスのようなものです。
運行時間は9:00〜16:00(受付は15:45)まで。
網走監獄にももちろん行けちゃうので、網走でいい交通手段がないという場合は、予約して利用してみて下さい。
網走でおすすめのホテル
網走はビジネスホテルが豊富な為、宿泊場所には困らないと思います。
有名なドーミインもあります。
ただ私は雪を見ながら、ゆったり温泉に入りたい為、駅チカの料理自慢な旅館を選ばせて頂きました。
さんご草の郷 能取の荘 かがり屋
さんご草の郷 能取の荘 かがり屋は、料理自慢の旅館になります。
網走駅からもほど近く、送迎もあるため、冬の網走の車なし旅にもおすすめの宿です。
まだ冬の料金は出ていませんが、2名1室で2万円ほどで泊まれるんじゃないかなと思います。
私がさんご草の郷 能取の荘 かがり屋を選んだ旅館は北海道らしさで、料理には北海道の名物魚きんきや毛蟹、牡蠣を楽しむことが出来ちゃいます。
網走には有名な鶴賀リゾートのホテルがありますが、そこの料理内容をみると、どこにでもありそうな大型ホテルの料理という感じがしたので。
唯一の欠点があるとすればお風呂が小さめな事くらいですが、貸切風呂もあるため、ビジネスホテルでは味わえない冬の情緒ある旅館の雰囲気を味わいたい方におすすめです。
ウトロでおすすめのホテル
KIKI知床 ナチュラルリゾート
ウトロには、いいホテルがたくさんありますが、私はオールインクルーシブプランありのKIKI知床 ナチュラルリゾートを選ばせて頂きました。
私が泊まる日は2月の祝日前の平日ですが、バイキング+お酒も飲み放題のプランで…何と、2名1室で1人15,000円(部屋おまかせプランの場合)。
1名での宿泊も20,000円ほどで収まっちゃいます。
この料金にも関わらず、お料理の内容は北海道のラクレットチーズを使った物があったりと地場産の物にかなりこだわっている印象です。
お風呂も広めの大浴場や露天風呂があったりと、かなりのハイコスパなホテルなのではと今からワクワクしています。
まとめ
以上が網走流氷旅の車なし旅のすゝめになります。
冬の道東は、まさに試される大地です。
予定も組まずに、無鉄砲に突っ込んでいくと、流氷ではなく地獄を見ると思います。
そのため、飛行機の予約も始まりつつある今から早め早めの予定構築をおすすめします。
私は今までいくつもの旅行プランを組んできましたが、予定構築には何やかんやで1ヶ月も掛かってしまいましたからね…。
過去最長記録です。
ただそんな苦労をしてでも、冬の道東には行く価値があると私は思っています。
流氷も厳しい自然で生き抜く野生動物も、関東に住んでいると見れないものですからね。
皆様も是非、流氷が見られる内に冬の網走に車なしで赴いてみてはいかがでしょうか?
きっと一生の思い出になること、間違いなしですよ。
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