最初に
鬼怒川の車なし旅難易度…星2
車なし旅行中級者向け(☆2)…電車、バスなどの公共交通機関+タクシー推奨の旅行地。ある程度、綿密なプランを組まないといけない。
鬼怒川と言えば、関東で超有名な観光地です。
車なしでのアクセスも比較的容易で、北千住や浅草から特急1本で行けてしまいます。
そのためミーハーな観光地があまり好きではない私は鬼怒川にそこまで興味がありませんでした。
しかし、行った事のある方の話を聞くと意外と観光する場所がないとか。
有名な東武ワールドスクウェアも面白くないという事で、車なしで回れる場所は限られてくるそうです。
「ほへー」と思いながら話を聞いていましたが、確かによくよく考えれば鬼怒川は山と川に囲まれた車ありきの場所です。
そりゃ車なしで行っても温泉入って帰ってくるだけになるよな…と、ふんわり思い、鬼怒川の車なし旅行プランを立てて見ることにしました。
鬼怒川を車なしで回る時のおすすめプランは?
今回は、鬼怒川で有名な観光列車SL大樹に乗る前提でプランを組んでいます。(→公式HPはこちら)
SL大樹の時刻表はAからDまであり、今回は休日のAダイヤを参考に組みました。
関東民の感覚で鬼怒川周辺と言ったら、平日にわざわざ休みを取っていくというよりは、土日祝にフラッと行く感じがしたので。
1日目 下今市駅周辺観光(休日ダイヤを参考に組んでいます)
🚃 10:42 →12:11
北千住→下今市駅
(東武伊勢崎線〔スカイツリーライン〕 特急けごん17号 東武日光行)
(指定席 1,650円 乗車料金1,400円は別で改札には普通にSuicaとか切符で入ります)
🚶 12:15→12:20
下今市駅→道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣(ランチとか)
🚶 14:00〜14:05
道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣→日光ランドマーク(珍しい屋上観覧車がある場所らしい)
時間が余ったら、下今市駅周辺はかき氷の店が豊富なのでお茶でも。
🚶 14:00〜14:02 14:30〜14:40
道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣→渡邊佐平商店→片山酒造
(観覧車か…と思った方は、酒造見学もおすすめです)
🚃 15:01〜15:37
下今市駅→鬼怒川温泉駅
(SL大樹7号利用)
🛋 鬼怒川温泉駅周辺宿泊
2日目 鬼怒川観光(休日ダイヤを参考に組んでいます)
🚍 9:30〜10:00
鬼怒川温泉駅→花いちもんめ
(鬼怒川温泉駅3番のりば 日光交通 江戸村線 日光江戸村行)
🚶 12:00〜12:19
花いちもんめ→小佐越駅
🚃 12:22〜12:26
小佐越駅→新高徳駅
(東武鬼怒川線 下今市行)
🚶 12:30〜12:45
新高徳駅→きのこの杜とかお菓子の館とから辺を観光
🚶 13:50〜14:05
きのこの杜とかお菓子の館とか→新高徳駅
🚃 14:15〜16:02
新高徳駅→北千住
(リバティ会津136号 浅草行)
※2日目は正直自由です。
苦労せず、鬼怒川ライン下りだけを楽しんで帰るのもありですし、鬼怒川で有名な猿を見に行くのもありだと思います。
私は猿がそこまで好きではないので、今回プランから外しました。
今回ピックアップした鬼怒川周辺の観光地
道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣
道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣は、栃木県の特産品や野菜・フルーツ、日光グルメやお土産を取り扱っている道の駅です。
施設内にある、そば処 蕎粋庵(きょうすいあん)は評価も高く、ランチにもおすすめです。
私的には老舗ホテルの金谷ホテルベーカリーがあるのは、嬉しいポイントですね。
食事、お土産と全部揃うスポットなので下今市駅周辺に行った際は是非遊びに行ってみてください。
花いちもんめ
花いちもんめは、関東以北最大級のベゴニアガーデンです。
毎日満開というキャッチフレーズ通り、いつ行っても綺麗なベゴニアが見れるそうなのでお花好きには嬉しいスポットです。
また12月中旬〜6月上旬はいちご狩りを楽しめるので、花より団子という方向けにもおすすめですよ。
きのこの杜
こちらは店名通りです。
きのこ・野菜・果物などが地元価格で売られていて、きのこ汁やおそばが絶品で有名な道の駅のようなお店です。
そのためちょっと遅めになってしまいますが、2日目はこちらでランチするのもおすすめですよ。
またきのこの杜に行くなら、徒歩1本ほどの場所にあるお菓子の館にも行ってみて下さい。
店内には珈琲を楽しめるカフェもあり、夏には日光の氷を使ったかき氷も販売されるみたいですよ。
鬼怒川でいいなと思ったホテル
鬼怒川温泉周辺駅付近には、数多の温泉宿があり、選び放題という感じです。
そのため自分が気に入ったホテルを選ぶのが1番だと思います。
ただ数多あるからこそ、どこを選んでいいのか分からないという方向けに2件ほど「いいな…」と感じたホテルをご紹介させて頂きます。
ゆらら丸京
大型ホテルが多い鬼怒川温泉周辺で、ゆらら丸京は貴重な全16室の小規模旅館になります。
料金も比較的抑えめで、2名1室50,000円前後。
平日だともっと料金を抑えられて、2名1室40,000円前後で泊まる事ができます。
料理は、地産地消の食材が使われた和食会席のような感じで、日光サーモンを使った料理や湯葉のステーキなどを楽しむこともできるようです。
お風呂も小さめですが、しっかりと温泉で”鬼怒川温泉”という名に相応しい温泉旅を楽しめるのではないでしょうか。
星野リゾート 界 川治
言わずとしれた有名ホテルチェーンの星野リゾートです。
何か一回は泊まってみたいなっていう精神ありません?私はちょっとあります。
そんな精神がある人におすすめしたいのが『星野リゾート川治』です。
鬼怒川にも星野リゾートはありますが、川治と比べると、休日料金で5,000円ほどの差があります。
星野リゾート 界 川治 2名1室料金 | 30,000円〜 |
星野リゾート 界 鬼怒川 2名1室料金 | 35,000円〜 |
もちろん料金差があっても、流石は星野という感じで温泉も料理も高評価で栃木の文化であるジビエを味わえるプランもあるそうです。
そのためちょっとアクセスは不便になりますが、鬼怒川周辺で星野リゾートに泊まりたいという場合は、界川治も検討して見て下さい。
アクセス方法は電車でもバスでもいけますが、時間があったらバスがお得でおすすめです。
鬼怒川温泉駅(日光交通 湯西川線 湯西川温泉(バス)行)→川治湯元駅入口
バスで21分ほどですが、本数が1時間に1本くらいなので、事前に時刻表をよくチェックする事をおすすめします。
もし私のプランで行く場合は『15:15→15:36』のバスに乗れるように、全体的に1日目の電車の時間を1本くらい早めた方が良いと思います。
タクシーだと4000円くらい掛かってしまいますからね。
また川治湯元に行く場合、2日目の工程は下記のように変更になると思います。
ちなみに界 川治はメジャーではない観光地にあるためか、日本の星野リゾートの中でも最低ラインと言える価格設定になっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上が鬼怒川の車なし旅のすゝめになります。
今回始めて鬼怒川の事を詳しく調べましたが、確かにこれは車なしだと鬼怒川温泉駅でワチャワチャ観光して終わりでいっかと思える過疎ぶりでした。
いや観光地がないという訳ではないんですけどね…。
一個一個の観光地が離れていて回りにくいので、ある程度のプラン構成は必須だと思います。
もし紹介したプランに載っていないこの場所に行ってみたいけど、旅程の組み方が分からないという場合は是非コメントをお寄せ下さい。
少しお時間を頂いてしまうかもしれませんが、車なしでもいけるかどうか旅程を確かめさせて頂きます。
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