最初に
館山の車なし旅 難易度…星2
車なし旅行中級者向け(☆2)…電車、バスなどの公共交通機関+タクシー推奨の旅行地。ある程度、綿密なプランを組まないといけない。
千葉県の流山という僻地で育った筆者は、よく館山方面に“車”で遊びに行っていました。
海辺やだだっ広い野原、熱帯植物が生えている人のいない公園。
…そうです、館山は車で行っても回れる場所は結構少ないです。
そのため「車なしでどう回れば?」と疑問に感じる感じる方も多いかと思います。
今回はそんな方のために、車なしの1泊2日で館山・房総を回るプランをサクッサクッと組み立ててみました!
館山を車なしで回る時のおすすめプラン
今回は2日目の観光船の関係で、土日ダイヤで考えています。
宿をお安くしたいという場合は、金曜日に有給を取得して、土曜日に観光船というルートをお勧めします。
行きは土日ダイヤを参考にしているので、行きを金曜日にする場合は事前に時刻表を確かめることをおすすめします。(調べた限り、東京から千葉の電車以外、ダイヤの大きな変更はありませんでした)
【1日目 館山】
🚃 9:00~9:28
東京→千葉
(JR総武本線快速 千葉行 グリーン車あり)
🚍 9:45~11:16
千葉駅→那古健人館
(日東交通 千葉県内/南総里見号 安房白浜行)
🚶 11:16~11:16
那古健人館→晴れパークたてやま(釣り体験とかBBQとかお買い物とか)
🚶 13:10~13:26
晴れパークたてやま→那古舟形駅
(タクシーを使用しても)
🚍 13:32~13:36
那古舟形駅→館山駅
(JR内房線 上総一ノ宮行)
🚍 13:45~14:26
館山駅→南房パラダイス
(JRバス関東 洲の崎線 千里の風行)
🏨 ホテルは南房パラダイス周辺か、南房パラダイスを諦めて館山周辺がおすすめです。
おすすめホテルは後ほど記載させて頂きます。
【2日目 館山】
(おすすめホテルを起点に考えています)
🚶 9:10~
おすすめホテル→千里の風(バス停)
🚍 09:25~10:02
千里の風(バス停)→渚の駅たてやま
(JRバス関東 洲の崎線 館山駅前行)
🚶 10:40~(30分間)
スタークルーズ館山(クルーズ船)(空いた時間は渚の駅たてやま観光)
🚶 11:10~11:23
渚の駅たてやま観光→館山城
(お昼ご飯は好きな場所で)
(桜とか紅葉の時期に行くと綺麗です)
🚶 14:18~14:22
館山城→城山公園(バス停)
🚍 14:22~14:30
城山公園(バス停)→館山駅前
(日東交通 館山市内線 なむや行)
🚍 15:00~17:01
館山駅前→東京駅〔日本橋口〕
(房総なのはな・新宿なのはな号:新宿・東京-館山[高速バス] 高速バス 房総なのはな号 東京駅〔日本橋口〕行)
館山のおすすめスポット
晴れパークたてやま
晴れパークたてやまは、手ぶらで釣りとバーベキューが楽しめる道の駅のような施設です。
釣り&お肉BBQプランという便利なプランもあり、基本料金大人2,980円(税込)で準備が面倒なBBQや釣りをサクッと楽しむことが出来ちゃいます。
館山で有名な伊勢エビのつかみ取り体験もできるので、海際の館山ならではの体験がしたいという方におすすめです。
もちろん館山の地物の野菜やお土産も買うことが出来ちゃいますよ。
南房パラダイス
館山のドライブルートには、ヤシの木が街路樹としてにょきっと生えています。
そのためちょっとしたハワイ気分を味わえる館山。
そんな館山のハワイ気分を昔から盛り上げてきたのが、南房パラダイスと併設された動植物園「アロハガーデンたてやま」です。
正直何があるという訳ではありませんが、亜熱帯の珍しい植物やハワイ料理を楽しめるレストランなどが揃っていますので、南国風の雰囲気が好きという方におすすめです。
渚の駅たてやま
渚の駅たてやまは、海上に伸びた橋があるので海を間近に楽しめる道の駅です。
中にお店自体は少ないですが、房総の新鮮な食材を変えるショップや、館山おさかな大使の「さかなクン」のギャラリーなどがあります。
私が一番おすすめしたいのは、パティスリーsolennel(ソラル)です。
こちらは館山で有名な宿、rokuzaが監修しているパティスリーで、実際に出されているスイーツを購入できるショップです。
私は何年も前にrokuzaに泊まったことがありますが、正直宿自体の平均的な評価は値段相応かな…という感じでした。
貸し切り風呂から見える景色は綺麗でしたね。
そんなrokuzaですがスイーツは目玉が飛び出るくらい美味しかったので、是非渚の駅たてやまに寄ったらsolennelに寄ってみてください。
スタークルーズ館山
スタークルーズ館山は、2023年か2024年に運航開始したイルカに出会えるクルーズ船です。
乗船時間は30分ほど、運行は基本的に土日祝となっています。
運行料金は1名2000円となっていますので、天気のいい日に当たった方は是非乗船してみて下さい。
城山公園
館山城です、それ以外にいう言葉がありません。
館山城はお城の中も楽しむことができ、小学生の頃の社会科見学を思い出しました。
「何もない?」と思われがちですが、お城以外にも桜や紅葉など、四季に合わせて公園の景観が変化するので散策が好きという方におすすめです。
館山いちご狩りセンター
季節限定のアクティビティになるので、今回は予定に書きませんでしたが、館山駅周辺でいちご狩りを楽しめるスポットになります。
館山駅から車で10分ほどの場所にあるので、タクシー料金も900円ほどで済みます。
もちろんバスでも行くことができますが、館山駅からちょっと歩くバス停からの発になるので、時間を節約したい方はタクシーでの移動をおすすめします。
館山いちご狩りセンター自体は30分の食べ放題で、時期により料金が異なってくるそうです。
館山のおすすめホテルは?
オーベルジュ オーパヴィラージュ
オーベルジュ オーパヴィラージュは、お箸で食べられる気軽なフランス料理を売りにしたお洒落なホテルです。
オーベルジュというと料理が売りでお風呂などの施設二の次という感じですが、オーベルジュ オーパヴィラージュはそれぞれ特徴ある貸切風呂6つがあるので、お風呂と料理どちらも楽しめるホテルとなります。
また12歳以下の子供の宿泊は不可ですので、落ち着いた雰囲気で過ごせることもポイントですね。
料金は平日料金の2名1室で34000円から、土日祝だと38000円からと、オーベルジュなのにかなりお得な設定となっています。
平日2万円ほどの1人旅プランもあるので、館山でちょっと変わった料理の美味しいホテルに行ってみたいという方は是非視野に入れてみて下さい。
送迎は2名からで、館山駅から14時15分の時間指定で送迎をしてくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が館山の車なし旅のすゝめになります。
フラワーロードなどのドライブスポットが有名な館山。
そのため「車ありきの場所じゃないの?」と思われがちですが、車なしで行っても十分楽しむことができます。
釣りやBBQを楽しめる道の駅にクルージング、四季を楽しめる公園など。
今回考えた車なし旅プランは、なんだか陽気なスポットのバラエティースポットになっていますので、関東近郊で充実した旅行地を探しているという方は是非館山に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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