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『大原美術館』と『大塚国際美術館』の二大美術館を車なしで回るには?旅行プランも大公開!

大塚国際美術館 大原美術館 車なし旅 車なし旅初級

 

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最初に

 

『大原美術館』と『大塚国際美術館』の車なし旅難易度…星1

車なし旅行中級者向け(☆1)…電車、バスなどの公共交通機関で楽に回れる。

 

徳島県鳴門市に設立された、日本最大級の常設展示スペースを誇る『大塚国際美術館』。

岡山県倉敷に設立された、日本で最初の私立西洋美術館『大原美術館』。

 

 

日本の三大西洋美術館とも言われているので、一度は行ってみたいと思う方も多いはずです。

しかし問題は距離です。

岡山県と徳島県は距離的にかなり離れていて、一度の旅行で回るのは難しいと思われるかもしれませんが…私は回ってきました、もちろん車なしで。

今回はそんな無謀とも思える、『大原美術館』と『大塚国際美術館』の二大美術館を車なしで回るルートを公開していきたいと思います。

 

2泊3日の車なしで巡る『大原美術館』と『大塚国際美術館』

 

時刻表は平日のものを参考にして組み立てています。

中間地点は新神戸駅で。

新神戸駅は、新幹線が止まる駅としてはかなりコンパクトなので、高速バス発着点も分かりやすいです。

方向音痴の筆者一押しの中継駅なので、同じような悩みを抱えている方は是非中継駅として新神戸駅を選んでみて下さい。

 

【1日目 倉敷観光】

🚅 06:33~09:46

東京駅→岡山駅

🚃 09:56~10:16

岡山駅→倉敷駅
(私の体感ですが、岡山駅の新幹線から在来線乗り換えは動線が分かりやすく、5分も掛からず目的の路線に辿り着きました)

🚶 大原美術館を含めた倉敷観光

よく半日で倉敷は回れると宣伝している方もいますが、あれはかなり回る場所を限定しています。

『大原美術館を含めた倉敷の美術館を満遍なく回る』+『倉敷美観地区でのショッピングや食べ歩きを楽しみたい』という場合は、大体1日半程度掛かると考えておいた方がいいです。

 

【2日目 倉敷をちょっと観光して大塚国際美術館に】

🚃 11:44~12:00

倉敷駅→岡山駅

🚅 12:20~12:51

岡山駅→新神戸駅

🚍 13:25~14:59(阿波エクスプレス利用)

新神戸駅→アオアヲナルトリゾート(鳴門のリゾートホテル)

 

 

【3日目 大塚国際美術館へ】

🚍 09:50~09:56

大毛海岸通り(アオアヲナルトリゾート最寄りバス停)→大塚国際美術館

🚍 17:08~18:39

大塚国際美術館→新神戸駅

🚅 19:01~21:42

新神戸→東京駅

大塚国際美術館は、最低でも3時間は必要な美術館です。

私自身は午前から閉館までいたのですが、休憩込みでちょうどよかったかなという感じです。

広大な美術館なので、余裕のあるスケジュールを立てていきましょう。

 

倉敷で楽しかった観光スポット

 

大原美術館

 

 

大原美術館は、流石は日本の西洋大美術館と言えるほどの展示数でした。

その中で特に感動したのは、ポール シニャック作の大きな風車が印象的な『オーヴェルシーの運河』という絵画です。

淡い色使いで心癒される『オーヴェルシーの運河』は、大原美術館でしか鑑賞できない作品なので西洋の風景画が好きな方は一度は見に行った方がいいです。

私はあまりに絵が気に入り、複製品絵画をお土産で買って帰りました。

倉敷美観地区の川船

 

倉敷の川船は激戦と聞いていたので、最初は「15分の船旅にそこまで熱意を掛けなくてもいいかな…」と乗るつもりはありませんでした。

しかし偶々川船のチケット売り場を通りかかった所、夕方からなら空席が。

大人700円と格安なので、折角ならチケットを購入して乗ってみた所、水辺特有の涼しげな風が頬を撫でて心地いい船旅になりました。

また歩いてみる美観地区の街並みと船から見る美観地区の街並みはちょっと違うので、余裕がある方は乗ってみる事をおすすめします。

“とにかく”パフェ

私は倉敷桃子のパフェを食べにいきましたが、岡山はとにかくフルーツが美味しい!

つまり、フルーツを使ったパフェがとても美味しいのです。

そのため倉敷に行ったら、パフェを食べに行かないのは非常に勿体ないです。

倉敷に行ったら、もうどこでもいいのでパフェを提供するカフェに足を運ぶことをお勧めします。

春夏秋冬、びっくりするくらい美味しいフルーツを味わえると思います。

朝のお散歩

 

 

 

 

倉敷美観地区は雰囲気のある、小京都のような雰囲気が味わえます。

本物の京都より人はいなかったですが、それでもお昼は人が多いです…。

そのため、ゆっくり風景を眺めながら散歩するには向きません。

ではいつの時間帯がおすすめかというと、早朝です。

早朝は周辺の宿泊客しかいないので、倉敷美観地区の建物の造りなどを眺めながら、ゆっくりお散歩できます。

倉敷美観地区の小京都のような雰囲気を目いっぱい味わいたい方は、宿泊も検討してみてください。

 

おすすめホテル

 

私は今回の宿泊で『旅館くらしき』と『アオアヲナルトリゾート』に泊まりましたが、声を大にしておすすめできるのは『旅館くらしき』です。


こちらの宿泊記でも紹介しているのですが、お料理も美味しいし、大浴場貸切なのも嬉しいし、もう文句なしの旅館です。

高価格帯に位置する旅館ですが、一度は泊まる価値のある日本の昔ながらのホスピタリティ溢れる宿という感じでしたね。

アオアヲナルトリゾートはどうだったかというと、確かに景色は綺麗で「THE海辺のリゾートホテル」という感じでした。

ただ肝心の料理について特筆するものがなく、私の感想としてはリゾートホテルの雰囲気を味わうためのホテルかなというのが正直な思いです。

おすすめのパフェも生クリームたっぷりで、倉敷で食べた素材を味わうパフェと比較してしまうと「うーん」という感じです。

 

 

ただ大塚国際美術館には近いので『大塚国際美術館への良好なアクセスを求めている+海辺のリゾートホテルに泊まりたい』と考えている方には、選択肢に入るホテルではないでしょうか。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。以上が『大原美術館』と『大塚国際美術館』を車なしの2泊3日で回ってみたになります。

『大原美術館』と『大塚国際美術館』、意外と離れていると思っていましたよね?

ところがどっこい、人類の英知でもある新幹線と高速バスを使えば、2泊3日でゆったりと回れちゃいます。

また私が実際に回ったプランを少しいじくれば、岡山駅観光、大塚国際美術館から徒歩10分ほどの場所に乗り場がある“渦潮観光船”も楽しめちゃいますので、是非好きにアレンジしてみて下さい。

私は倉敷で行けなかった美術館があるのと、岡山の後楽園に興味があるので、今度は岡山メインで車なし旅を楽しんでみたいと思います。

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