最初に
宮島の車なし旅難易度…星1
車なし旅行初心者(☆1)…バスはなし!タクシーは大行列!大丈夫、体力さえあれば回れるよ!
私は、2024年11月の紅葉が綺麗な時期に宮島に遊びにいきました。
確かに紅葉は綺麗でした、旬に突入し始めた牡蠣も美味しかったです。
ただ、ド平日なのに、本当に、人が多い!!
右には修学旅行生、左には外国のインバウンド客。
朝から夕方までずっと、人の波は途切れず、常に島はパンパンの状態だったのです。
今回はそんな人混みに圧巻された経験を交えつつ、混雑する宮島を徒歩で上手く回るためのコツをお伝えしていきたいと思います!
宮島の主な移動手段
宮島の主な移動手段は、徒歩です。
バスやタクシーという公共交通機関も存在しますが、バスは本数が少なく、タクシーは宮島内に1台しか走っていないので常に行列している状態です。
また人混みの中を突っ込みながら走っているので、速度もノロノロです。
そのため「信じられるのは己の足のみ」という精神が宮島観光には必要になってきます。
宮島フェリーターミナルから主要観光地の所要時間
【どこにも寄り道せず、普通の速度で歩いた場合】
◎宮島フェリーターミナルから宮島表参道商店街…徒歩5分ほど
◎宮島フェリーターミナルから厳島神社…徒歩20分ほど
◎宮島フェリーターミナルから紅葉谷公園…徒歩25分ほど
◎宮島フェリーターミナルから宮島マリン…徒歩30分ほど
宮島は小さな島ではありませんので、徒歩観光にはそれなりの時間を要します。
また島内には急な上り坂や砂利道も存在するので、大きな荷物やスーツケースを持ったままの観光はあまりおすすめできません。
コインロッカーに預けるか、宿泊予定なら宿泊を予定するホテルに一度預けてからのほうが効率的に観光できるでしょう。
またホテルに荷物を預ける場合も、注意が必要です。
一番遠いかなと私が感じた宮島シーサイドホテルは、厳島神社から真反対と言える場所にあり、宮島フェリーターミナルからも徒歩で20分ほど掛かります。
中心街に気軽に観光に行けるホテルではありませんので、宮島宿泊の際は徒歩観光に適したホテル選びも重要になってきます。
私が泊まったのは宮島別荘というフェリーターミナルから徒歩3分ほどのホテルでしたので、早朝観光も夜観光も気軽にできましたね。(→宮島別荘についてはこちら)
(アクセス抜群の宮島別荘から見えたフェリーターミナル)
宮島ホテル選びの注意
先ほど宮島ホテル選びは、観光しやすい距離感が重要とお伝えしましたが、もう1点意識した方がいいのは団体のお客さんです。
私は夜に『みや離宮』という有名ホテルの前を通ったのですが、学校名やツアー団体の名前が書かれた紙札が玄関の前に飾られていました。
そのため「昼間人混みに揉まれているんだから、ホテルではゆっくりしたい」という方は、ちょっと高くても小中規模ホテルを選んだ方が満足いく宿泊経験ができると思います。
修学旅行生を受け入れているホテルは、こちらのサイトから確認できるので気になる方は事前チェックをお勧めします。
宮島を上手く回れる、おススメの時間帯
オススメ時間帯①夜
歩きながら撮ったのでちょっとブレていますが、上の写真は夜21時頃の宮島表参道商店街です。
夜21時ごろになると宮島には宿泊客しかいなくなり、海近くを歩いていると波音まで聞こえてくるようになります。
一部、宮島表参道商店街の夜開いているお土産屋さん前は修学旅行生が集まり、ちょっと煩かったですが…。
それ以外の場所は「本当に人で溢れていた宮島?」と思える空間が広がり、吊るされた赤提灯も異界のような雰囲気を感じさせてくれてよかったです。
私は1時間近くウロウロ歩いてしまいましたね。
(これは商店街で見かけて悲鳴をあげかけた看板)
食べ歩きとかではなく、宮島の神聖な雰囲気を味わいたい方には夜の宮島散策がお勧めです。
おススメ時間帯②夜明けと共に
「宮島の神聖な雰囲気を味わいたいけれど、何も空いていないのはいや!」
そんな方におすすめの時間帯は、早朝です。
昼間はごった煮のような厳島神社も開門したての6時30分だと、数えるくらいしか人がいないです。
ただ私が行った時は、7時ごろになると修学旅行生がわっと入ってきたので、修学旅行時期に行く方は開門ぴったりのタイミングがおすすめです。
ちなみに厳島神社から歩いて10分ほどなので、紅葉が綺麗な紅葉谷にも行きましたが、見学客は私たち家族以外いませんでした。
紅葉の綺麗さは朝でも変わりませんでしたので「早起き頑張れるよ!」という方は、早朝観光がおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が宮島の車なし旅のすゝめになります。
宮島といえば、人気の旅行地。
ただ最近はタクシー台数減少、インバウンド問題、ホテル高騰と日本人が行きにくい観光地になりつつあります。
しかし海に浮かぶ荘厳な鳥居、離島独特の静けさは宮島だからこそ感じられるものだと思いました。
日本人だからこそ感じられる詫びさびも早朝や夜の宮島に残されていましたので、是非遊びにいってみてはいかがでしょうか。
風景だけでなく、もみじ饅頭や牡蠣といった食べ物も非常に美味しかったですよ。
コメント